アステールの受験生の教室は、単に芸大美大の進学予備校というだけではありません。むしろ美術を起点とする「プロの作り手」を、この地域(静岡県)から養成するために設立されました。それはこの地域が文化の消費地ではなく、つくる喜びをベースにした生産的文化の発信源になることを望むからです。

 アステールでは「美術」を絵画、彫刻、デザインはもとより、レジャーや芸能、建築や都市工学、映像やファッション、漫画やCGなども包括した、現代の人間の生活や生き方に関るものとして総合的にとらえています。と同時に「工夫してつくること」という美術の原形をその基礎に置いたカリキュラムを研究し、今日の「プロの作り手」として要求される客観性と主体性を、古典的なデッサンや造形から学びとる方法を確立しました。それは独自に研究されたデッサンの理論やさまざまな造形理論、美術史の体系的な講義による学習を演習によって個々の実技制作に直結するもので、さまざまな分野の創造的才能を開花させることに成功しています。

 アステール総合美術研究所は、文化の作り手であり発信者であるという手ごたえのある生き方を望む人々の、「美術道場」なのです。
実力診断テスト(特待試験)